秋田県能代市の、毛糸編み物、手芸のお店です。
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阪神淡路大震災から、
20年たったんですね。
何年か前にも書いたけど、
また同じようなこと書いちゃいます。
あの時生まれた、親友の甥っ子が、二十歳になるんだね。
親友のお姉ちゃんは、高齢だったこともあり、
11日に産んだ後も、三ノ宮の病院に入院してて、
親友はというと、あの日、九州に出張してて、2日後にやっと大阪に帰って来たんだけど、
数日は、車で神戸に入るのは無理で、五日後の土曜日にやっと、神戸に向かうことができたんだよね。
その日も、余震が頻繁にあって、途中の名前忘れたけど、橋の上で、震度4の地震があり、
進まない渋滞の中、車がぐらぐら揺れて、このまま川に落ちんのかな、って一瞬思ったりしながら、、、、
倒れた高速の横を、またのろのろ進む渋滞に、しびれを切らして、
裏道を走り出したけど、倒れた家が道路をふさいでいたり、ジェットコースターのように、波打った道だったり、、、、暗がりの中、ヘッドライトの灯りだけを頼りに、何とか、神戸、三ノ宮まで、たどり着いた。
姉ちゃんは、その日まで、一日おにぎり1個とか、水も限られた量しか飲めないようなありさまで、、でも、大阪からもって行けたのは、水くらいしかなくて、、、、
病院から出て今度は、親友が年末に引っ越したばかりの灘区の平屋の社宅へ、
阪急電車の線路の近くで、このへんはチョット山手になり、倒壊しているような家はなかったように思うけど、それでも、電気が通っている家、まだの家なんかもあり、どこからともなく聞こえてくるサイレンを暗闇で聞きながら向かった。
今にも倒れそうな古い木造の平屋、がたがたになった玄関の引き戸をやっとの思いで開けて、ほこりまみれのゴミ屋敷のようになった部屋へ、どこから手をつけたらいいのか、しばらくあっけにとられ、とりあえず大事なものだけを運び出し、夜が明けた外に出た。
近くのコンビニで、運よくあったフランクフルトと缶コーヒーで、神戸を後にした。
深夜のドライブは、暗闇のジェットコースターで、ちょっとふざけあってたリしてたけど、
夜が明けて、景色がはっきり見えてくると、疲れも手伝って、言葉が出ない。
1階がきれいに潰れて建ってるマンションとか、瓦屋根しか残っていない家とか、
このへんはあんまり被害がなかったのかな、っと見たら、お互いにもたれかかってて、支えあってた隣通しだったり、
この中で、救われた命、救えなかった命があったのかと思ったのは、そのあとの話だけどね、
あん時は、いつになったら大阪に着くのかなっていう、逃げるような気持ちだったかもしれない。
それから1カ月くらいは、毎週、その親友の後かたずけだったり、お得意さんの安否確認だったりお見舞いだったり、週末は神戸に向かってた。
一向に変わらない景色と、麻痺してきた神経で、電車とバスを乗り継いでみたり、
大阪に帰ると、比較的平穏な日常と思える毎日を送っていたり、CM,バラエティーの無いテレビを付けっぱなし、だったり、
夏くらいになると、親友の姉ちゃんも赤ちゃんも、神戸のあんまり被害の無かった異人館近くのハイツで元気にしていて、たまに遊びに行ったりしてた。
景色も少しずつ、変わってはきていた。
その頃、俺は「会社辞めます」って上司に言って、チョットだけ説得されて、次の4月までいたんだけど、こっちに帰ってから、間もなく1回だけ神戸に行って、1歳半の男の子をあやしたのかな。
あの時の子が、もう二十歳。
長いような、あっという間のような、
生まれてきた命、生かされてる命、救われた命、
大切に生きていかないと、、、、、ね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの年の暮れに、凍結中の角松が、ファンクラブの会員を集めて、神戸のライブハウス「チキンジョージ」で、LIVEをやったんですよ。
生田神社の横で、木造?の古い建物で、狭い急な階段を上がった2階にあったライブハウスだったけど、あの地震で、やっぱり使い物にならなくなったんだろうね。
同じ場所に、仮設の平屋のハウスが出来てて、そこに200人位、ぎゅうぎゅうにして、、、岡山の会員の方が神戸に来て、あの地震で亡くなったというのがあったり、以前から思い入れのあった地だったりで、活動自粛の中での異例のLIVEでした。
そんとき、書き下ろされた曲、
リクエストは、
角松敏生で、
「崩壊の前日」
お願いします。
ごきげんよう、
さようなら
20年たったんですね。
何年か前にも書いたけど、
また同じようなこと書いちゃいます。
あの時生まれた、親友の甥っ子が、二十歳になるんだね。
親友のお姉ちゃんは、高齢だったこともあり、
11日に産んだ後も、三ノ宮の病院に入院してて、
親友はというと、あの日、九州に出張してて、2日後にやっと大阪に帰って来たんだけど、
数日は、車で神戸に入るのは無理で、五日後の土曜日にやっと、神戸に向かうことができたんだよね。
その日も、余震が頻繁にあって、途中の名前忘れたけど、橋の上で、震度4の地震があり、
進まない渋滞の中、車がぐらぐら揺れて、このまま川に落ちんのかな、って一瞬思ったりしながら、、、、
倒れた高速の横を、またのろのろ進む渋滞に、しびれを切らして、
裏道を走り出したけど、倒れた家が道路をふさいでいたり、ジェットコースターのように、波打った道だったり、、、、暗がりの中、ヘッドライトの灯りだけを頼りに、何とか、神戸、三ノ宮まで、たどり着いた。
姉ちゃんは、その日まで、一日おにぎり1個とか、水も限られた量しか飲めないようなありさまで、、でも、大阪からもって行けたのは、水くらいしかなくて、、、、
病院から出て今度は、親友が年末に引っ越したばかりの灘区の平屋の社宅へ、
阪急電車の線路の近くで、このへんはチョット山手になり、倒壊しているような家はなかったように思うけど、それでも、電気が通っている家、まだの家なんかもあり、どこからともなく聞こえてくるサイレンを暗闇で聞きながら向かった。
今にも倒れそうな古い木造の平屋、がたがたになった玄関の引き戸をやっとの思いで開けて、ほこりまみれのゴミ屋敷のようになった部屋へ、どこから手をつけたらいいのか、しばらくあっけにとられ、とりあえず大事なものだけを運び出し、夜が明けた外に出た。
近くのコンビニで、運よくあったフランクフルトと缶コーヒーで、神戸を後にした。
深夜のドライブは、暗闇のジェットコースターで、ちょっとふざけあってたリしてたけど、
夜が明けて、景色がはっきり見えてくると、疲れも手伝って、言葉が出ない。
1階がきれいに潰れて建ってるマンションとか、瓦屋根しか残っていない家とか、
このへんはあんまり被害がなかったのかな、っと見たら、お互いにもたれかかってて、支えあってた隣通しだったり、
この中で、救われた命、救えなかった命があったのかと思ったのは、そのあとの話だけどね、
あん時は、いつになったら大阪に着くのかなっていう、逃げるような気持ちだったかもしれない。
それから1カ月くらいは、毎週、その親友の後かたずけだったり、お得意さんの安否確認だったりお見舞いだったり、週末は神戸に向かってた。
一向に変わらない景色と、麻痺してきた神経で、電車とバスを乗り継いでみたり、
大阪に帰ると、比較的平穏な日常と思える毎日を送っていたり、CM,バラエティーの無いテレビを付けっぱなし、だったり、
夏くらいになると、親友の姉ちゃんも赤ちゃんも、神戸のあんまり被害の無かった異人館近くのハイツで元気にしていて、たまに遊びに行ったりしてた。
景色も少しずつ、変わってはきていた。
その頃、俺は「会社辞めます」って上司に言って、チョットだけ説得されて、次の4月までいたんだけど、こっちに帰ってから、間もなく1回だけ神戸に行って、1歳半の男の子をあやしたのかな。
あの時の子が、もう二十歳。
長いような、あっという間のような、
生まれてきた命、生かされてる命、救われた命、
大切に生きていかないと、、、、、ね。
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あの年の暮れに、凍結中の角松が、ファンクラブの会員を集めて、神戸のライブハウス「チキンジョージ」で、LIVEをやったんですよ。
生田神社の横で、木造?の古い建物で、狭い急な階段を上がった2階にあったライブハウスだったけど、あの地震で、やっぱり使い物にならなくなったんだろうね。
同じ場所に、仮設の平屋のハウスが出来てて、そこに200人位、ぎゅうぎゅうにして、、、岡山の会員の方が神戸に来て、あの地震で亡くなったというのがあったり、以前から思い入れのあった地だったりで、活動自粛の中での異例のLIVEでした。
そんとき、書き下ろされた曲、
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「崩壊の前日」
お願いします。
ごきげんよう、
さようなら
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プロフィール
HN:
ボン
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1963/10/30
職業:
自営業
趣味:
音楽鑑賞
自己紹介:
能代市畠町で、毛糸、手芸店を営んでいます。まだまだ未熟で、日々勉強中です。宜しくお願いします。
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